ネットで予約していたので、発売日に届きました。アマゾンとか楽天だと26%OFFでした。
ネットを使えない人は、使える人に比べて不利な生活を強いられてるのかもしれないと思いました。
本人は気付かないので、知らぬが仏って感じでもありますけどね。
僕はアニメ版は1回しか観たことがないので、細かいことは覚えていませんでした。
だから、何話分もある話を1時間半に詰め込んであるらしい今回の新劇場版の序を見ても、どこが削られてるのかサッパリでした(笑)
感想は、とにかく面白い。
新劇場版:序にはサブタイトルがついています。
「You are (not) alone」と。
使徒(敵)とエヴァンゲリオンが持っている他者と強力に隔絶された境界「ATフィールド」というのが、自己の領域とでも言うもの。
そこまでが自分であって、そこから外界であるようなものです。
それは、エヴァや使徒だけじゃなく、人間はもちろん全ての存在が持っているその存在自身が他の存在と区別している境界を象徴的に表していると僕は思っています。
そのATフィールドによって、自我は他者の中に存在することができないわけです。
だから、全ての自我は本質的に「You are alone」ということです。
でも、実際に人間はお互いに何らかの絆で繋がっていて、お互いの欠けているもの失ったものを補完し合いながら共存している。
だから、「You are alone」であると同時に「You are not alone」ということです。
碇シンジという14歳の少年は運命に選ばれて自分の意思とは裏腹に危険の中に身を投じて戦うことになる。
「自分の望み」は必ずしも排他的に叶うことはない。
人間にはそれぞれ与えられた命があり、体があり、精神があり、他者との繋がりがあり、運命がある。
それが、それぞれの人間を拘束して完全な意味での自由を奪う。
孤独であるはずの個人が、外界から拘束されてしまう。
運命は自分で決めることはできない。
けど、その運命の中でどうするかは自分が決めなければいけない。
シンジにエヴァ初号機パイロットという運命を与えた特務機関ネルフは命令を下し、彼の戦いを援護し支援することしかしない。
実際に碇シンジが戦うかどうかは、碇シンジという個人の意思に委ねられている。
アニメの歴史の中で受け継がれてきたヒーロー像を正反対に覆した作品です。
人々を助け、守り、導いてくれる存在であったヒーロー。
そんな「強い正義の味方」が従来のヒーローでした。
でも、シンジは完全にその逆。
弱く、周りに助けられ、守られ、導かれて、何が正義かも分からず悩み続けるまま、得体の知れない敵と、得体の知れない兵器で戦う。
最後の頼みである強いヒーローではなく、弱くて頼りないけどシンジじゃなければいけない。
運命に選ばれたエヴァ初号機のパイロットは碇シンジ以外にいないから。
個人的に、エヴァの代名詞にもなった、真っ黒の背景に真っ白の極太ゴシックの文字が浮かぶあの演出をもっと使って欲しかったです。
あれこそ、エヴァがただのアニメ(動く絵)ではないことを思い知らせてくれたのに。
それだけ心残り。
でも、今回のエヴァには文字による表現は似つかわしくないのはわかります。
完全に映像でストーリーを再構築していくつもりなんだと思います。
最後の最後、旧作では心理学の論文を朗読してるみたいな感じだったあの部分はどうなるんだろう。
今からすごい楽しみです。
エヴァンゲリオンは、自己、自我、自分、それがどう在るのかを問う深い話です。
ただのロボットアニメじゃありません。
ちなみに、この作品の庵野監督の師匠は、宮崎駿だそうです。
「風の谷のナウシカ」で巨神兵のシーンを作ったのがこの庵野監督。
上手すぎて、宮崎駿が何の手直しもできなかったとか。
最後の最後に余談ですけどね(笑)
キングレコード三石琴乃(俳優)林原めぐみ(俳優)立木文彦(俳優)緒方恵美(俳優)山口由里子(俳優)総監督:庵野秀明;監督:摩砂雪;監督:鶴巻和哉(監督)発売日:2008-04-25キングレコード三石琴乃(俳優)林原めぐみ(俳優)緒方恵美(俳優)山口由里子(俳優)立木文彦(俳優)総監督:庵野秀明;監督:摩砂雪;監督:鶴巻和哉(監督)発売日:2008-05-21



















