すごくいい。
すごく好き。
すごく好き。
ジャンル的にはJ-ROCKに分類されてるけど、ヒップホップ的なノリになったり、パンクっぽくなったり、かと思ったらUK-ROCKな感じになったり、形式に囚われない自由なロックって感じ。
ロックっぽさに固執しない感じがすごく好き。
ロックを軸にしてるように見せて、ひょいっとラップ調にすり替わって、聴いてる人、見てる人を煙に巻くようなユーモア。
ユーモアだけの軽いバンドでもなく、ちゃんとRADWIMPSの「思想」が全くぶれずにある。
その思想、考え方、人生観、人間観がまた固執とはかけ離れたもの。
ロックって、ともすれば欲望を貫くことに固執してしまう世界がある。
切迫したロマン主義のような感じの歌詞になっているロックアーティストは結構いると思う。
でも、RADWIMPSは欲望に固執するでもなく、かといって理性的にいようとするわけでもなく。
仏教的な言葉を借りれば中道。
アリストテレス的に言えば中庸。
ちょうどいい真ん中をするすると生きている感じ。
いいなぁ、RAD。
最近、高校卒業して以降に出会ったバンドでは、一番好き。
バンプも好きだったけど、バンプはバンプっぽさに固執し始めている気がする。
藤原基央ワールドを無理に守ろうとしているような。
その世界観の稚拙さを隠すように、押しつけがましい表現になり始めてる。
ラッドは初期の作品にはまだ肩の力が抜けてない感じがあるけど、このアルバムでは自由に音楽の世界をかき回してる感じがする。
歌詞の作る世界観はもちろん、楽器で描く情景も好き。
特に「遠恋」では歌詞の世界、文字でしかやりとりできない距離に離れてしまった2人が交わす文字の会話、相手に伝えようとすることを文字にしていく時間、それを送り合う静かにゆっくり流れる時間をすごく上手く表現してる。
その時間を自分が共有しているような、自分が経験したそういう時間を思い出すような。
しかも、その文字に書いていることに隠れている2人の確かな絆が浮かんでくる。
いいなぁ、ラッド。
アルバム全部買っちゃおうかな。
























